ダイエットの停滞期を抜ける方法ってありますか?
方法はいくつかありますので今回は3つご紹介します。
ダイエットを挫折する原因の多くは「停滞期」を乗り越えられないからだと言えます。
ダイエットには必ずある程度の食事制限が必要になるので、停滞期は避ける事が出来ないからです。
しかし、この停滞期を抜ける方法を知っていればダイエットに失敗する確率を減らすことが出来ますね。
そこで今回はダイエットの停滞期を抜ける方法をご紹介します。
ダイエットの停滞期を抜ける方法3選
ダイエットの停滞期を抜ける方法は以下の3つです。
停滞期を抜ける方法
- チートデイを取り入れる
- 食事を見直す
- 運動を見直す
チートデイを取り入れる
ダイエットの停滞期を抜けるにはチートデイを取り入れて下さい。
身体のホメオスタシス機能を解除するきっかけ作りの為、2~3日間の「しっかり食べる期間」を作ることが大切です。
ポイント
- チートデイ期間は2~3日
- 1800kcal~2300kcalを摂取する
- ジャンクフードなどは避ける事
数日間のチートデイですが、ジャンクフードなどの依存性の高い食事はダイエットに戻れなくなる可能性があるので避けましょう。なるべく自炊やレストランでの食事をおすすめします。
また、チートデイを行ったあとは体重が数キロ増えているはずですが、これは心配いりません。チートデイ前のダイエットに戻せば自然と体重が減っていきます。
逆に体重の増加を心配してチートデイ後の食事制限を強めないでください。筋肉量が減り、リバウンドを引き起こしてしまいます。
チートデイ後の摂取カロリーを1200kcal以下にしない事!
食事を見直す
摂取カロリーを減らすには食事制限が必要ですが、ダイエットとは言え、炭水化物と脂質を極端にカットしていては頑張ってもなかなか痩せません。
必要な栄養
- 脂質・・・30g~50g
- 炭水化物・・・200g~250g
- タンパク質・・・1.2g以上
脂質はサラダ油や揚げ物などの油を控え、魚の油やオリーブオイルなどから摂取してください。
炭水化物は、そばやオートミール、玄米などのヘルシーで食物繊維やビタミン、ミネラルも含むものが良いでしょう。
タンパク質は卵や鶏むね肉から摂取してください。プロティンも大変効果的です。
運動を見直す
運動を見直すこともダイエットの停滞期を抜けるには効果的です。
ポイント
- 有酸素運動の種類を変える
- 筋トレのメニューを変える
- トレーニングの負荷を増加する
ホメオスタシスは運動においても当てはまり、同じ運動ばかりしていると変化がなく停滞してしまいます。
そこでトレーニング方法を見直し、新しい刺激を加えることで停滞期を脱しましょう。
ダイエットの停滞期が抜ける前兆
ダイエットの停滞期を抜ける方法をお伝えしましたが、停滞期が抜ける際には以下の前兆があります。
停滞していた体重が減少し始める事
停滞期に入る少し前から徐々に体重の減少が少なくなっていきますが、停滞期が抜ける際にも同じく徐々に体重の減少が始まります。
しばらく停滞していた体重の減少が始まれば、ダイエットの停滞期を抜ける可能性が高いと考えて下さい。
また、これは毎日連続して起こります。しかし1日の体重は測定する時間によって上下します。その為、少しの変化も見逃さない様にしたいので体重測定する時間やタイミングを一定にすることをおすすめします。
停滞期を抜けるサインを見逃さないようにする事でモチベーションアップにつながります
ダイエット停滞期中の注意点
ダイエット停滞期中にやってはいけない注意点があります。
注意点
- 大幅に運動量を増やす
- 食事を減らす
- 体重を測る条件を変えない
大幅に運動量を増やす
停滞期を抜けるポイントとしてトレーニングの見直しが必要と言いましたが、大幅な運動量の増加には注意が必要です。
これは、停滞期中に運動量を上げると身体がさらに防衛反応を起こし、脂肪を溜め込む傾向が強まる場合があるからです。
トレーニングの見直しと大幅な運動量の増加は違うと認識してください。
食事を減らす
停滞期で体重が減らないからと言ってさらに食事量を減らすことは絶対に避けてください。
ダイエット中は身体が飢餓状態にあると判断し、体重の減少をさけるホメオスタシス機能が働いています。
停滞期中の更なる食事制限はホメオスタシス機能を増長させるだけなので体重減少の効果はありません。健康を害する危険があるだけなので絶対にやめてください。
体重を測る条件を変えない
停滞期中はなかなか体重が減らない為か、1日に何度も体重測定を行うケースがあります。
しかし、体重は1日の中でも変化しますので毎朝朝食の前や就寝前など、一定の条件下で測定を行ってください。
気にし過ぎは精神的にも良くありません。暴走するきっかけになるのでやめましょう。
まとめ
それでは記事の内容をおさらいしましょう。
体重が減らないからといって過度なダイエットは危険なんですね。
そうですね。停滞期は必ず起こりますから、基本的にチートデイを設けて乗り切りましょう。