アロエは食べてはいけないって本当ですか?
種類や部分など食べない方が良い物もありますので解説していきますね。
ダイエット効果のあるアロエですが、食べてはいけないと言われています。これは副作用や皮に発ガン性物質が含まれているからです。
しかし皮を除き果肉だけ食べれば問題はなく、ダイエットにもおすすめの食材です。
そこで今回は「アロエダイエット」について解説していきます。
「アロエを食べてはいけない」と言われる理由
冒頭でも触れましたが、アロエが食べてはいけないと言われる理由は以下の2つです。
理由
- 皮に発ガン性物質がある
- 副作用がある
皮に発ガン性物質が含まれている
アロエの葉皮に含まれるアントラノイドと呼ばれる成分には、がんのリスクを高める恐れがあると言われています。その為、アロエを食べる際には皮は取り除き果肉だけ食べる様にしてください。
アロエは果肉だけ食べる事
副作用がある
アロエは食べ過ぎてしまうと以下の副作用が出る恐れがあります。
副作用
- 下痢や腹痛
- 身体を冷やす
- 女性の子宮を冷やす
成人のアロエ1日の摂取量の目安は種類ごとで異なっており、主な種類は「キダチアロエ」「アロエベラ」の2つです。
以下の表は主な2種類の摂取量です。
種類 | 摂取量 |
---|---|
キダチアロエ | 15g |
アロエベラ | 60g |
この摂取量を超えてしまうとアロエに含まれるアロインの過剰摂取により下痢や嘔吐などの副作用が起こってしまいます。また、アロエには体温を下げて身体を冷やす作用もあるので、特に虚弱体質や冷え性に悩んでいる人は食べ過ぎないように注意しましょう。
アロインには子宮の収縮を促す作用があると言われています。妊婦が食べると流産や早産のリスクが高まるため、食べるのは避けてください。
アロエを食べると起こるダイエット効果
アロエがダイエットに効果的な理由は以下の3つです。
効果的な理由
- アロエは低カロリー
- 便秘改善効果がある
- 内臓脂肪の燃焼をうながす
アロエは低カロリー
アロエは100gあたりたったの3キロカロリーなので、食べても太る心配はありません。また、コリコリと歯ごたえも良く、食べ応えがあるのでダイエット向きの食材と言えます。
便秘改善効果がある
アロエは食物繊維が豊富に入っているので便秘改善に効果があります。また、食物繊維が多く含まれる食材は食前に食べるとダイエット効果があります。
繊維が胃にたまることで、後から食べる食事の糖質や脂質の分解、吸収を遅らせるため、急激な血糖値の上昇を抑えてくれます。
内臓脂肪の燃焼をうながす
アロエにはアロエステロールと呼ばれる植物ステロールが豊富に含まれています。
アロエステロールには脂質代謝や糖代謝を制御する役割を持つ受容体と結びついて活性化する作用があり、脂肪燃焼を促進し血糖値の上昇を抑えてくれます。
また、消化器官に働きかけて食後の血中脂質上昇を抑えてくれる効果も判明しています。
まとめ
それでは記事をおさらいしましょう。
アロエって良いイメージだったので、皮に副作用があるのはしりませんでしたが、果肉にはダイエット効果もあるので今後も食べたいと思います。
正しい知識を持っていれば良い効果が得られるので積極的に食べて下さい。