半日断食ってダイエット効果あるんですか?
半日だけなら頑張れるので気になっています。
たった半日でも効果はあります。詳しくご紹介しますね。
最近注目されることが増えている腸活ですが、その代名詞である「ハッピーホルモン」と言われるセロトニンの90%は腸で生成されています。
ハッピーホルモンとは心のバランスを保ち、心を楽しく元気にしてくれるホルモンの事です。
ダイエットは体重減少ができるだけでも十分嬉しいですが、半日断食では減量の他にもあらゆる効果を生み出してくれます。
今回は、そんな半日断食ダイエットの効果についてご紹介します。
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半日断食ダイエットの効果
半日断食ダイエットの効果は以下になります。
効果
- 胃腸の休息による機能回復
- 便秘解消
- 肌荒れ改善と肌質の向上
- 1日の時間が増える
胃腸の休息による機能回復
胃腸は普段から酷使されており、疲れているものです。半日断食ダイエットの効果と胃腸の休息があります。
- 1日3食は胃腸を疲弊させる
- 胃腸を休ませる効果
1日3食は胃腸を疲弊させる
現代人の多くは1日3食、朝・昼・晩と食事をします。
平均すると、8時間に1度は体の中に食べ物が入っていく計算になります。
十分な時間を空けていると感じるかもしれませんが、実際は違います。
胃の中で食べ物を消化するために必要な時間は3時間前後。消化しにくい食べ物の場合には、4~5時間かかるといわれています。
そこから7時間前後かけて腸での分解と吸収が行われますので、1日3食の食事をしていると胃腸は毎日フル稼働することになります。
次から次へと食べ物が入ってきて、消化と吸収を繰り返さなければなりません。
人間も毎日休むことなく仕事をしたらパフォーマンスが落ちるのと一緒で、胃腸も疲れてしまい、だるくなったり胃もたれをしたりと弱まっていくのです。
胃腸を休ませる効果
半日断食ダイエットでは、1日16時間食事をしないことによって、胃腸によって行われる消化から吸収までの作業が終わるのを待つことができます。
その為、1日中働き続けることがなくなり、休息をとる事で、胃腸の機能が向上します。
また、分解すべきものを蓄積することなく排出できるため、胃もたれはなくなり、疲れにくい身体に近づきます。
始めは16時間空腹でいることになれませんが、徐々に「食べたい!」と強く思うこともなくなり、身体が軽くなった感じがして頭もスッキリしますよ。
特に前日の夕飯がこってりしていたときには、違いが顕著にわかるようになりました。
便秘解消
胃腸の休息が十分に取れることによる効果は、機能回復だけに限りません。
消化吸収能力が高まることでお通じがよくなります。
なぜなら、便秘の主な原因は腸の機能低下であることが多く、胃腸を休めることによって、本来のデトックス効果が発揮されるからです。
また、身体が空腹状態になると、「モチリン」と呼ばれるホルモンが分泌されます。
このモチリンは、腸のぜん道運動を促し刺激を与えてくれるため、半日断食を取り入れることで効率的に便秘の改善ができます。
半日断食ダイエットでは、水を意識的に飲む必要があるので、もともとお通じの良い人でもいつもよりトイレの回数が増えて、体内の循環がよくなります。
循環がよくなればダイエット効果はさらに高まりやすいのでおすすめです。
肌荒れ改善と肌質の向上
- 胃腸と肌の関係
- 食べ物が体内で腐る?
胃腸と肌の関係
胃腸の不調=肌の不調です。
胃腸と肌は連動していることが多く、体内の状態を表してくれます。
「便秘がちで吹き出物が出やすい。」
「暴飲暴食していたら数日後にニキビがぽつぽつできた。」
「脂っぽいものばかり食べていたら、毛穴が開いてきた気がする。」
このように、胃腸の状態と肌の状態は密接に繋がっているのです。
食べ物が体内で腐る?
消化吸収がうまくいかないと、体内に老廃物の蓄積が増えていきます。
それらは時間が経過することで腐っていくのです。
身体の中に腐敗したものがあると思うと肌荒れしてしまうのも当然のことでしょう。
半日断食ダイエットをすることでデトックスができて、ニキビやしわ、毛穴が目立たなくなります。
不要なものがなくなり新しく入れ替わるため、キメ細やかでつるんとなめらかな肌質へと変わっていきます。
肌のトーンが全体的に上がり透明感がでて、褒められることも増えますよ。
半日断食ダイエットで得られる効果の中でも、女性なら特に嬉しい効果なのではないでしょうか。
1日の時間が増える
半日断食ダイエットは時間を有効活用できる効果もあります。
1度の食事に使う時間は積み重ねていけば意外と長いものです。
- 食事を準備する時間
- 食事を行う時間
- 食事の後片付けの時間
1食の中にもこれだけの時間が必要になってきます。
もちろん、誰かと食事をしながら会話と空間を楽しむ事や、自分で作った料理をゆったりと楽しむといった趣味の側面も持ち合わせています。
こういった時間は、日常の中でも大切にすべき幸福な時間のひとつですが、エネルギー補給のための食事をすることが日常生活では大半です。
半日断食ダイエットをすることで、その無意識の時間を自分にとって有意義な時間に変えることができます。
- 勉強する時間
- 運動する時間
- リラックスする時間
- 寝る時間
このような時間に割り当てることができます。
たった数十分かもしれませんが「この時間が作れたことが嬉しい!」という気持ちで、時間の大切さを再認識することができるって幸せですね。
ダイエットにメンタルの安定は必須です。
半日断食ダイエットを通して食事の大切さやありがたみに気づけたら、次の日もダイエットを頑張れるはずです。
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半日断食ダイエットのやり方と注意点
半日断食を行う上でのやり方と注意点をご紹介します。半日断食のやり方・注意点は以下の3つです。
半日断食のやり方
- 夕食から翌日の昼食まで固形物NG
- 1日2リットルのお水を飲む
- 栄養バランスを考えた食事をする
夕食から翌日の昼食まで固形物NG
半日断食ダイエットでは、睡眠時間を含む16時間で体内をリセットします。
その為、夕食から翌日の昼食までは、水やお茶を意識的に飲むようにしましょう。
また、生活スタイルによって多少は変動があるものの、遅くとも20時までに夕飯を済ませ、夕飯から睡眠までの時間を空けるようにするとさらに効果的です。
午前中の空腹状態に慣れていない内は、消化のいいヨーグルトや、酵素ドリンクであれば食べても問題ありません。
ただし、カフェインや糖分を含んだ飲み物は、分解にエネルギーが必要になり、身体の負担になるため避けた方がよいでしょう。
1日2リットルの水を飲む
半日断食ダイエットの目的は、胃腸を休めてデトックスを促すことです。
2リットルも飲むのですか?普段はこんなに水分を取らないです。
食べ物に含まれる水分は多いので、普段は食事で水分摂取が出来ているんです。
例えば、野菜は90%が水分、肉類でも70%が水分です。お味噌汁やスープも飲めば800mlほどの水分が摂れると言われています。
しかし、半日断食ダイエットで食事回数が減ることで、1日の水分摂取量は減少します。
その為、水分補給しないと脱水状態になってしまうので2リットルの水を飲む事が大切になってきます。
脱水状態では正常なデトックスは行われないので、意識的に水を飲むようにしましょう。
栄養バランスを考えた食事をする
16時間も食事を我慢したんだから、食べられる時間でガッツリ食べよう!
こう考えてしまうことは誰しもありますが、NGです。
上項で解説した「消化、吸収」のことを思い出しましょう。
せっかく休息をとれた胃腸に、短時間で一気に食べ物が流れてくるので消化器官の仕事が一気に増えてしまします。
しかもガッツリ食べた場合、その食事は高脂肪、高糖質に偏ることが多いので危険です。
また、半日断食ダイエットでしっかりと胃腸に休息をとらせたことで、胃腸の消化吸収率はあがっています。
食事ができる8時間の間は、日本人が不足しがちなビタミン、ミネラル、食物繊維を意識的に摂りましょう。
半日断食ダイエット まとめ
記事のおさらいをしていきます。
普段の食生活をリセットするにはピッタリなダイエットだと思います。
長期的なダイエットの下地つくりだと捉えて始めてみると成果が上がりますよ
半日断食ダイエットを通して、バランスのいい食事をとる習慣さえつけば、ストイックに取り組むまでもなく健康的に体重減量させることができます。
「痩せたい」という気持ちをきっかけに半日断食を始める人は多いですが、いざ取り入れてみると、それ以外の産物が多いことに気付けるのではないでしょうか。
半日断食は、胃腸を休ませて身体の中からデトックスすることが大切です。
無理のないペースで生活に取り入れてみてください。