ピザ窯の作り方

ピザ窯の作り方を設計図と20枚の画像で解説。自宅の庭にレッツDIY!

この記事で分かる事

  • ピザ窯の作り方「設計編」
  • ピザ窯の作り方「組立編」
  • ピザ窯の作り方「火入れ編」

ピザ窯ってかっこいいですよね。

本やYouTubeで作っている人はいますが、真似しようとしてもなかなか難しいイメージ。

筆者も作る前はそうでした。ですが実際やってみると意外に簡単なんですよ。

本記事ではそんな素人の私が作ったピザ窯の設計図と製作工程を画像で解説していきます。

正直場所が無いのはどうにもなりません。さらにご自宅が都会だと現実的ではないので、田舎の特権と考えて下さい。

ですが残りの問題は本記事ですべて解決できるので、最後までお付き合い頂けると幸いです。

家族や友人とのピザパーティーは最高の時間です。さらにゲストから「凄いね」って褒められるのも嬉しいポイントです。

ピザ窯を作ってヒーローになりましょう。

 

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ピザ窯をDIYする方法「設計編」

設計図の写真

まずはピザ窯の設計から始めましょう。

以下では設計する3つのポイントを紹介します。

設計のポイント

  • 材料と費用
  • ピザ窯の形状
  • ピザ窯の構造

順に解説していきます。

ピザ窯をDIYする為の費用と材料

それなりのピザ窯を作ろうと思うと材料だけでも費用がかかります。

ざっくりとですが「5万円」程度は予算として用意して下さい

材料と費用の内訳は以下で説明します。

費用と材料

  • 耐火レンガ   180円×120個 21,600円
  • 耐火モルタル  4,125円×4袋  20,625円
  • 左官道具 (トロ舟・コテ等)   2,760円
  • 土台用モルタル(20キロ  1袋)   600円
  • 土台用ブロック 110円×24個   2,640円
  • 土台用天板        1,200円×3枚   3,600円

作る過程で若干の修正が必要となるケースがあります。

ピザ窯の形状を知ろう

まずひとえにピザ窯といっても形状のタイプがあり、主に以下の3種類に分かれます。

形状のタイプ

  • ドーム型
  • アーチ型
  • スクエア型

以下の引用図を確認して下さい。

17.09.10.ピザ釜形状別

引用元 ひとやすみ

それぞれの特徴は下図のとおりです。

熱効率作る難易度デザイン性
ドーム型×
アーチ型
スクエア型

 

性能だけでみると「ドーム型」が良く、プロが使用しているのもこのタイプになります。

ですがDIYで作るピザ窯は作る難易度も考慮しなければなりません。ハッキリ言いますが、未経験者が初挑戦でドーム型を選択するのはやめましょう

そこで総合的に優れている「アーチ型」をおすすめしています。筆者もこのアーチ型を製作しましたが、機能面も十分にありますし美味しいピザが焼けますよ。

ただし、スクエア型でも本格的なピザは焼けます。1番難易度は低いので「簡単に作りたい」と思われいる方にはスクエア型を選択すればOK。

デザイン性は良くないけどスクエア型でも美味しいピザは焼けるよ
たけ

自分に合った形状を選ぶと良いですね

ピザ窯の構造を知ろう

ここではピザ窯の構造について説明していきます。設計をする上で重要な部分なので参考にしてくださいね。

まずはピザ窯の構造には大きく2種類のタイプがあります。

ピザ窯の構造タイプ

  • 単層タイプ
  • 2層タイプ

以下の図で解説します。

 

引用元 ひとやすみ

上記の図でわかるように「焼き床」と「火床」が分かれているかどうかでタイプが異なります。

以下で特徴を解説します。

単層タイプ

メリット

  • 作りやすい
  • サイズが小さい
  • ピザ窯本来の形をしている

デメリット

  • 少し狭くなる
  • 薪の灰を掃除する必要がある

巻を燃やす所とピザを焼く所が兼用になるので、視覚的に衛生面が気になるかたには向いていないタイプになります。

また、2層式に比べ少し狭くなるのが特徴ですね。

デザイン性も考慮して筆者は単層タイプを選択しました

2層タイプ

メリット

  • 焼き床が広い
  • 連続してピザが焼ける
  • 灰を掃除する必要がない

デメリット

  • 作りにくい
  • 大型サイズになる
  • デザイン性が良くない

2層タイプは日本で考案されたタイプなので、本格的なデザインではありません。

背が高く大型化するので作る難易度も上がりますが、使いやすいのが特徴

焼き床と火床が別れているので、衛生的なのもポイントです。

ピザ窯の土台

ピザ窯には土台が必要になります。

まずは以下の画像を参考にして下さい。

DIY中のピザ窯の土台

筆者のピザ窯ですが、コンクリートブロックを積み上げて天板を載せただけの簡単なつくりです。

土台の基礎部分には鉄のアンカーが打ってあります

煙突について

ピザ窯の煙突について解説します。

まず結論ですが必ずしも煙突は必要ありません

なぜなら煙と空気が効率よく逃げるピザ窯構造になっていれば煙突の役割を果たすからです。

また煙突設置の場所にもよりますが、せっかくの熱した空気が煙突から逃げてしまい温度の上がらないピザ窯になってしまいます。

筆者のピザ窯にも煙突はつけていませんし特に必要ではありません。これは実績に基づいた結論なので参考にしてもらえたら嬉しいです

温度について

ピザ窯の温度について解説します。

ピザを美味しく焼く温度は「350度~400度」が目安になります。

また非接触の温度測定器をかならず準備するようにして下さい。500度まで測定可能なものを選ぶと良いですね。

おすすめの温度測定器を紹介しておきます。

ピザ窯の屋根について

基本的にピザ窯は屋外に設置しますが、屋根があることが望ましいです。

なぜなら雨に濡れてしまうと耐火レンガに水分が含まれてしまうので、いざピザを作ろうと火入れをしてもピザ窯の温度が上がりません

ですが、屋根をつくるのも大変な作業になります。

まずはシートを被せるなどして、とにかくピザ窯が濡れないようにする事を優先しましょう。

 

ピザ窯をDIYする方法「組立編」

ピザ窯の写真

ここからはピザ窯の作り方を実際の画像をつけて説明していきます。

組立の工程は以下に順になります。

組立工程

  1. 土台作り
  2. ピザ窯の焼き床作り
  3. ピザ窯のアーチ部の組立

ピザ窯の土台作り

まずは土台作りから始めましょう。

ここは記事上部の「ピザ窯の土台」でも説明したとおり、ブロックを積んで天板をのせます

ピザ窯の本体を作る

ここからはピザ窯の本体部を作っていきましょう。

まず本体部の設計図はこちら。

ピザ窯の設計図

それでは設計図を元に制作した過程を画像で順に説明していきます。

step
1
焼き床を作る

ピザ窯つくりで耐火レンガ

ピザを焼く「焼き床」は耐火モルタルを流しこんで形成します。その準備として耐火レンガを上部画像のように並べてください。

耐火レンガの固定も耐火モルタルで行う事

step
2
耐火モルタルを流し込む

レンガに耐火モルタルを流し込み焼き床を形成

耐火レンガで作った枠のなかに耐火モルタルを流し込みましょう。

流し込みながらコテを使い表面をならします。

裏技はコンパネと重石を上からのせて固まるまで放置します。表面がツルツルになりますよ。

1袋25キロのモルタルを1~1.5袋使用

step
3
耐火モルタルの表面を研磨する

焼き床の表面を研磨

固まった耐火モルタルの表面をサンディングで研磨しましょう。

これは上記のコンパネを使い表面がなめらかになる裏ワザをしていれば必要のない工程です

保護眼鏡はかならず着用する事

step
4
アーチ部の組立その1

ピザ窯アーチの製作治具

上記画像のような治具を作って耐火レンガを積んでいきましょう

水を使うので耐水性のある素材なら何でもOK

step
5
アーチ部の組立その2

耐火レンガのアーチ積み

上記画像のように耐火レンガを積んでいきましょう。

つなぎの耐火モルタルはとにかく乾きやすいので素早く行うのがポイントです。

耐火レンガは水につけておきましょう

step
6
アーチ部の組立その3

ピザ窯アーチの組立

ピザ窯のメインアーチが積み上がりは上記画像のとおりです。

ピザ窯アーチ内部

このあとは上記画像の様に、内部の隙間にも耐火モルタルを塗っていきましょう。

step
7
ピザ窯の後ろに蓋をする

ピザ窯の後ろ

トンネル状になっていたピザ窯を上記画像のとおりに耐火レンガで蓋をします。

これでメイン部分は完了。もう少しで完成ですよ。

step
8
投入部分の組立

ピザ窯投入部の組立

上記画像のようにピザ窯の投入部分に耐火レンガを積み上げます。

お疲れまでした。これでピザ窯の組立は完了です。

このままピザ窯を自然乾燥させて、次はピザ窯に火を入れましょう。

乾燥期間は1週間程度が目安。

ピザ窯をDIYする方法「火入れ編」

ピザ窯に着火

ここからはピザ窯の火入れについて説明していきます。

自然乾燥させたピザ窯でも完全に水分が抜けたわけではありません。そこで3回ほどに別けて徐々に火入れをする事で窯を仕上げていきます。

この工程を無視するとピザ窯は大きく割れる可能性があります。

火入れこれをヒビ割れ程度に小さくする役割があるのです。

上手くいけば割ること自体ないので慎重に行いましょう。

それでは火入れについて説明していきます。

ピザ窯の火入れの手順は以下になります。

火入れ手順

  1. 最初は小さい火で2時間ほど乾燥させる
  2. 火を大きくしてさらに2時間
  3. 仕上げに火を全開にして400度まで温度を上昇させる

それでは以下から画像付きで説明していきます。

ピザ窯の火入れ方法を解説

step
1
小さい火で2時間乾燥させる

ピザ窯火入れ1

 

step
2
火を大きくしてさらに2時間乾燥させる

ピザ窯火入れ2

 

step
3
仕上げに全開の火力で釜内温度を400度まで上げる

ピザ窯火入れ3

 

このまま400度まで上昇させてピザ窯は完成となります。

ココに注意

火入れ工程3の最大火力時にピザ窯のモルタル部分がヒビ割れます。

「ガン!」と音がするはずなので心しておいてください。

軽く補修すればその後は割れません。

実際にピザ窯を使ってみる

それでは実際にピザ窯を使って美味しいピザを食べましょう。

step
1
ピザ窯に火を入れます

ピザ窯火入れ4

 

step
2
ピザ窯の温度が350度になったか確認

ピザ窯の温度を測定している

 

step
3
ピザを投入する

ピザ窯でパーティー

 

炎がアーチを伝って回るのが確認できます。これがピザ窯の特徴です。

step
4
完成

ピザ窯で焼いたピザ

ピザ窯をDIYで作る方法 まとめ

まとめ

 

最後におさらいをしましょう。

費用と材料

  • 耐火レンガ   180円×120個 21,600円
  • 耐火モルタル  4,125円×4袋  20,625円
  • 左官道具 (トロ舟・コテ等)   2,760円
  • 土台用モルタル(20キロ  1袋)   600円
  • 土台用ブロック 110円×24個   2,640円
  • 土台用天板        1,200円×3枚   3,600円

ピザ窯の形状タイプ

  • ドーム型
  • アーチ型
  • スクエア型

ピザ窯の構造タイプ

  • 単層タイプ
  • 2層タイプ

ピザ窯は1度作ればずっと遊べます。子供が大人になるまで

費用と手間はかかりますが、作れる環境があるかたはぜひトライしてほしいと思っています。

なぜなら筆者自身がピザ窯をとおして、家族や友人と楽しい時間を過ごしているから。

DIYが苦手な筆者でも簡単に作れたので、本記事を参考にしてもらえれば誰でも簡単に作れますよ。

ぜひ自宅で美味しい本格ピザを楽しんでください。

それでは。

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