毎日のウォーキングで体に起こる10の変化

「ダイエットや健康のために何をすれば良いのか？」と考える人もいるでしょう。ダイエットによる体重の減少も健康維持も人にとっては大事な要素です。ただ、取り組むにしても無理なく自分のペースで行う必要があるため、しっかり見極めなくてはいけません。いろいろな方法がありますが、1番簡単に取り掛かることができるのは、ウォーキングです。

ウォーキングはランニングとは他のスポーツなどと違い、激しい運動ではないため、誰でも気軽に始められます。また、ウォーキングをすることで体に変化も起きます。どのような変化を期待できるのか紹介しましょう。

毎日のウォーキングで体に起こる10の変化

ウォーキングをすることにより、体に良い変化を期待することができます。どのような良い変化が起こるのか知っておきたいでしょう。メリットが多いほど、ウォーキングを始めることに前向きになれます。以下のような変化を期待できます。

肩こりの改善

ウォーキングを行うことにより、肩こりの改善などを期待できます。ウォーキングをするなら肩を引っ張ったりぐりぐりと回す動作が多くなるため、背中やか肩周りの筋肉がほぐれていきます。肩周りを動かすことで、血行も良くなり温かさを感じることもできるため、肩こりのひどい人だと少しほぐれることが期待できるわけです。デスクワークなどで肩凝りがある人はウォーキングを行って改善を図ってみるのもいいでしょう。

脳を活性化させることに期待

ウォーキングを行うなら脳の活性化も期待できます。ウォーキングは激しい運動ではありませんが、血行改善に効果があると言われています。ウォーキングすることで脳の血流が良くなれば海馬と言われる部分の増大作用も期待することができ、アルツハイマーや認知症などの予防につながります。また、脳に血流が滞ることも改善することができるため、少なからず脳にとって良い効果はあるでしょう。

視力を改善できることも

ウォーキングを行うことにより、視力改善も目的とすることができます。ウォーキングをすると血流が良くなりますが、この影響で眼圧が下がり、緑内障の予防や症状の緩和に役立てることができます。緑内障になってしまうと視力が無くなる可能性も高くなりますが、ウォーキングで血流を良くしておくなら予防できる可能性もあるため、今から始めてみることができるでしょう。

高血圧の予防

ウォーキングを行うことで、高血圧の予防を行うこともできます。ウォーキングして運動するなら心臓から血液を全身に循環させることができ、弁の働きが良くなります。血流の循環がスムーズになれば冠動脈疾患や高血圧の発生を大幅に下げることもでき、健康を維持しやすくなるでしょう。

弁の働きは加齢によって下ちていくため、その分狭心症や冠動脈疾患になるリスクも大きくなります。発症すると命を落とす危険もある怖い病気なので、今からウォーキングをして血流の循環を良くしておくのは対策の1つとしておすすめです。

肺容量を増大できる

ウォーキングは有酸素運動になるため血中の酸素量を増やすことができ、肺容量を増やすことが可能です。老廃物が取り除かれやすくなるため、ドロドロの血液もサラサラにしてより体内の排泄をよくすることに期待できます。また、呼吸も深くなるため、肺容量の増大も期待することができ、肺疾患の予防につなげることもできます。ウォーキングをすることで肺がんリスクも軽減できるため、考えてみましょう。

痩せやすい体質に変化できる

ウォーキングをすることにより痩せやすい体質へと変化することも可能です。ウォーキングは酸素を取り入れながら体内の脂肪や糖質を使用して運動エネルギーを生み出します。ハードな有酸素運動の場合は主に糖質が使用されますが、ウォーキングくらいの軽い運動だと脂肪が多く使用されるため、効率よく体脂肪を燃やすことが可能です。毎日継続してウォーキングすれば脂肪を減少させてダイエットに成功する可能性もあるため、取り入れてみることができるでしょう。

骨を強くすることもできる

ウォーキングすることで、骨を強化することも可能です。ウォーキングは歩くため、片足で体重を支える動作を繰り返します。そのため、骨に適度な負荷と刺激が加えられ、微量の電流も伝わるため強度が増すと言われています。また、ウォーキングは外で行うため日光を浴びることができ、カルシウムの吸収を補助するビタミンDが体内で合成されます。骨を強くする要素が、ウォーキングにはたくさんあるため、骨粗鬆症などの予防にもなるでしょう。

筋肉強化のつながる

ウォーキングすることは筋肉強化も期待できます。歩くことは足の筋肉を使うため、毎日行っているなら使っている部分は鍛えられていきます。足の筋肉を鍛えることができるなら、足腰が弱まることを防ぐことがっできますし、脂肪が減少して引き締めることも可能です。ランニングなどの激しさがないので、体を痛めてしまうリスクも低く、安心して運動できます。

腰痛なども緩和できる

ウォーキングすることによる腰痛を緩和させることも可能です。腰痛にもいろいろありますが、その中で脊髄構造内の血液循環がうまく行われないことが、原因である場合もあります。ただ、血液循環の場合はウォーキングして血行を良くすることで、腰痛の発症を予防することもできます。また、血行を良くすると体を温めることもできるため、腰痛を緩和させることも期待できるでしょう。

ストレスを軽減できる

ウォーキングするなら、ストレスを軽減させることも可能です。ウォーキングは一定のリズムで行う運動なので、幸福感を増すホルモンが分泌され、心地よさを感じるドーパミンも出ます。最後に心を落ち着かせる効果があるセロトニンも分泌され、これらの成分はストレスを脳かから保護する効果があります。そのため、ウォーキングでストレスを防ぐことができれば、過食症などの食べ過ぎも防ぐことができ、肥満を防ぐことに期待できるでしょう。

ウォーキングを行う際のポイント

ウォーキングをしてダイエットや健康維持を行うことができますが、ポイントを把握しておくことが大事です。正しくやらなければ良い効果を得られない可能性もあるため、以下の点について把握しておいてください。

1日20〜30分ほど行う

ウォーキングするときは毎日継続することであり、1日20〜30分ほど続けることを意識してください。ウォーキングで効果が現れる時間は、開始してから大体20〜30分ほどと言われています。1日10分では効果を期待できないため、最低でも0分は確保するようにしてください。

また、ウォーキングはずっと30分歩くのではなく、休みながら行うことでも効果を実感できます。10分のウォーキングを1日3回行うなど、工夫することも考えてみてください。

無理はしない

ウォーキングでは無理をしないことも大事です。自分の体調によって気分が優れないときや悪天候の場合は無理にする必要はありません。継続が大事ですが、無理をして体調を悪くさせると意味がないからです。その点考えてウォーキングを自分のペースで行うようにしてください。

ウォーキングを始めてみよう

ウォーキングするなら体に良い効果を期待することができるため、始めてみることがおすすめです。ダイエットはもちろん、健康管理の1つとして無理なく行えるます。運動が苦手な人や激しく動くことができない人でもウォーキングは始められるので、ぜひ考えてみてください。